院長コラム

「傲慢と善良」

新作邦画。ベストセラー小説の映画化。私は映画を観た後で原作を読んだ。映画を観た感想は、究極のラブロマンスだと思った。若くない男女(共に30代後半)の結婚の直前、女性が突然姿を消す。彼女を探すうちに、男はこれまでの自分の人生を見直す。そして偶然(?)失踪していた彼女を1年ぶりに探し出して、、、、。 素直に感動した。 原作では「第1部」で、男の立場から失踪した彼女を自力で探し出す作業が延々と綴られ、「第2部」では女の気持ちが書いてあった。原作のままでは映画化には難しいだろうなあ? と思った。ただし原作でのサスペンス感は映画ではなくなってはいたが。 原作を読んで題名に納得できた。 評価 ◎

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