ヒキタさん!ご懐妊ですよ」 昨年の邦画。題名から内容は解る。作家のヒキタクニオが自身の体験を綴った同名のエッセイを基に映画化された。年の離れた若い妻(北川景子)と結婚生活を送る中年の作家(松重 豊)が、妻の気持ちに応えて突如”妊活”に目覚めて悪戦苦闘する様をユーモラスに見せている。とくにプラスアルファがあるわけではないが、「不妊治療」という当人にとっての重大な出来事の様子が垣間見られた。 評価 〇