「最初の晩餐」
2019年の邦画。父親の通夜の席で家族の複雑な背景が浮かび上がる様を描いている。父親の葬儀のために故郷に帰ってきた青年(染谷将太)は居心地の悪さを感じていた。父(永瀬正敏)が再婚し継母(斉藤由貴)との仲が決して良くないことはなかったが次第に疎遠になっていたからだ。その通夜の席で継母が用意したのは仕出し屋の食事を断り、自ら作った目玉焼きだった。それが新しい関係になった際に最初に出された夕食のおかずだった、、、。その当時を回顧していまだから思える感情があった。 佳作 評価 〇プラス