院長コラム

「カセットテープ ダイアリーズ」

2019年のイギリス映画。どこか懐かしい感じがしたのは1987年のイギリスの田舎町が舞台だということと描かれた内容が、かつてのイギリス映画独特の風情があったことで「小さな恋のメロディ」「ベッカムに恋して」そして昨年の「イエスタデイ」などを思い出した。果たして「ベッカムに恋して」と同じ監督だった! アメリカのブルース・スプリングスティーンの歌に憧れて大ファンになったパキスタン系の高校生の青春を上手く捉えていた。賛同する箇所が多々あり、家族の問題や恋、またその当時のイギリスの経済事情と有色人種排斥運動などもよく描いていた。評価 〇プラス

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