2024年08月

「私たちの声」

2022年の映画。各国の映画界で活躍している女性監督&女優による、女性を主人公に描いた7本の短編映画。かつてはオムニバス映画といっていた。それぞれ個性のある描き方で確かに今の女性たちがいた! 日本では呉 美保監督&杏主演で、シングルマザーの多忙な1週間を描いていて、最後はほんわかした。評価 〇プラス

「告発の前に」

2021年のフランス映画。性的暴力を巡る裁判をリアルに描いた社会派ドラマ。別居中のセレブの夫婦の息子(アメリカ留学から一時フランスに帰国していた)が、母の付き合っている男の娘を暴行した容疑で逮捕される。事実かどうか世間の関心がある中で、裁判が行われる。当然母と愛人との仲は壊れる。そして有罪となる。さらに数年後、真相があきらかになるが、、、。いかにもフランスらしい大人のサスペンスだったが、納得しがたかった。 評価 〇

「エッフェル塔~創造者の愛~」

2021年フランス映画。原題は” Eiffel”。あの有名なエッフェル塔を作った男ギュスターヴ・エッフェルの物語。様々な困難が立ちはだかる塔建設の舞台裏と、その偉業に秘められた切ない愛の彷徨を綴った人間ドラマ。見ごたえがあった。評価 〇プラス

「ウィ、シェフ」

2022年のフランス映画。腕のある女性シェフが主人公。あるレストランでオーナーシェフと対立して辞めてしまう。その後彼女がありついた仕事は、特別の子供たちとの触れ合いだった。そこは移民の少年たちが暮らす自立支援施設。人付き合いが苦手なショフと、彼女の調理の指導をうける子供たちが共に成長する姿を描いた一風変わった社会派コメディ。予想とは違った方向になったドラマで、少し面食らった。 評価 〇

「ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー」

2023年の邦画。昨日紹介した映画の続編。「1」が好評だったので、それに続いた。今回は個人企業の殺し屋との2対2の闘い。「1」ほどの衝撃はなかったが、それなりに面白く観られた。この夏「3」が劇場公開される。 評価 〇

「ベイビーわるきゅーれ」

2021年の邦画。若い女の子二人が主人公。彼女らは殺し屋だった。軽いノリで仕事をこなす様をコミカルに撮っている新感覚のドラマ。無名の俳優やスタッフが頑張っていた。アクションシーンも本当に素晴らしかった。 評価 〇プラス

「七人楽隊」

2020年の香港映画。中国ではあるが、独特の文化を持っていた香港の様子を7名の監督が時代順に描いている。1950年から現在まで、それぞれ自分の世界を見せてくれて、「古き良き時」だったのを実感する。7つの短編のうちで、① サモ・ハン監督の1950年代の子供たちを描いた「稽古」  ⑤ 2000年代のジョニー・トー監督の「ぼろ儲け」 が特に印象的だった。 評価 〇 

「高慢と偏見とゾンビ」

2016年イギリス=アメリカ映画。題名の前半は有名な文学書のタイトルだが、それに『ゾンビ』が加わり、現代的な味付けになっている。話は貴族社会の18世紀イギリス。その当時の結婚にまつわる話を軸に、巷ではゾンビになった人間も存在していた。その人間とゾンビとの均衡が破れて、混とんとしている時を描いている。ホラーではあるが、気楽にみられた。評価 〇

「スラムドッグス」

2023年のアメリカ映画。犬が主人公。題名のように飼い主に捨てられた主人公の犬が、町のスラム街で生きてきた別の犬3匹と共に、飼い主のところまで冒険するロードムービー。しかし飼い主の青年はとんでもない男で、犬たちは共同して新しい道を探る。 犬たちの会話が少し下品だった。評価 〇

 

「ラスト サムライ」

2003年のアメリカ映画。明治維新直後の日本を舞台にした大活劇。100億円をこえる大ヒットした映画で久しぶりに自宅で見た。丁寧に作ってあり、時代考証も含めて変な日本人も少なく、映画に没頭できた。トム・クルーズはやはりスタアだった。評価 ◎

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