2024年05月

「陰陽師0」

新作邦画。「おんみょうじ ゼロ」と読む。有名な安倍晴明の若かりし頃、彼がまだ修行中の学生(がくしょう と読む)の時の事件と長年の友となる源 博雅との出会いを中心に描いている。私には面白みがなかった。残念! 評価 △

「異人たち」

2023年の洋画。この変わった題名に気が付いた人は映画通? 30年以上前の邦画「異人たちとの夏」(’88)同様、昨年亡くなった山田太一氏の原作による映画化。現代のロンドンに場所を移して、名取裕子の役を男性が演じていた。コンセプトは同じでも、受ける印象はかなり違っていた。これも時代のなせることか?!  評価 〇

「不思議の国の数学者」

2022年の韓国映画。一人の落ちこぼれの高校生が、ある時みすぼらしく見える学校の用務員と知り合い、彼の秘密を知る。彼は脱北した数学者だった。彼に数学の基礎を教えてもらい、高校生も自分の進路を決める。二人の心の交流を通して、互いに人生を見つめ直していく。ラストは少し感動したが、いまいち現実味が乏しかった。 評価 〇プラス

「波紋」

2023年の邦画。異色のホームドラマ。何気ない日常を過ごしていた一家で、突然夫(光石 研)が失踪する。妻(向井真理子)は息子とその帰りをずっと待っていたが、そのうちに新興宗教にのめりこむ。一段落した数年後、夫が不治の病いを患って帰宅する。これがきっかけで、ぎくしゃくした日々が続くようになるが、、、。題名がそれを表している。台詞での説明よりも、映像がそれを映し出していた。 評価 〇プラス

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